春には少し強いくらいの陽射しの中、１年生と２・３年生がはじめて顔を合わせる対面式が行われました。

全校生徒1800名が第一グラウンドに集合し、新入生と在校生に分かれて整列して対面式が始まります。

はじめに校長先生より、対面式にあたって、新入生に先輩たちの「新田高校生らしさ」を見習うように、そして先輩たちは新入生に伝えていけるようにとのおことばをいただきました。

令和５年度　対面式

令和５年４月10日(月)

　皆さんおはようございます。

　この対面式は、新入生の皆さんが初めて在校生の皆さんと顔合わせをするというセレモニーでありますが、今年度は先週の金曜日が入学式であったということで、既に多くの新入生が部活動等で、在校生との交流を始めていると思います。

　この週末、私も学校に来て、主に屋外で活動している部活動をのぞかせていただきました。練習は、もちろん、練習試合があったり、公式戦があったりということで、活発な活動が見られました。

　土日ということもあって、私は、パーカーにジャージ、キャップをかぶってウロウロしていました。それでも、多くの生徒の皆さんが、私に挨拶をしてくださいました。

　それだけでなく、学校の北側の歩道を歩いているときに、どうしてもあの歩道は狭いですから、自転車の新田高校生が通行するときには、歩いていた私が避けるという形になりました。その時、「ありがとうございます。すいません。」との一声をかけてくださったのです。一人だけではなく、何人も。自転車にはステッカーが貼ってありましたから、きっと在校生の方だと思います。

　こちらは、パーカーとジャージのおじさんです。

　新入生の皆さん、先輩方は、このようにして新田高校生らしさを表現し、地域からも愛される学校の実現に努めていらっしゃいます。

　皆さんもぜひこういった先輩方の行動を見習い、在校生の皆さんも、新入生の皆さんに新田高校生らしさを伝えていってくださればありがたいです。

　新しい出会いがお互いのプラスになることをお願いして私の挨拶といたします。

対面式では、在校生を代表して生徒会長より歓迎のあいさつが、続いて新入生代表よりあいさつが交わされました。

本当にたくさんの先輩たちを前に、緊張した様子ながら爽やかにあいさつをした新入生たちもさることながら、つい１，２年前には自分たちが新入生の立場だった在校生が堂々とした態度であいさつに臨んだことが先輩としての自覚を感じさせ、新田高校の伝統が脈々と継がれていることが見て取れました。

対面式の後、３年生は希望する進路に応じて、進学就職のガイダンスに出席しました。

進学ガイダンスでは、進学先の決定から出願手続きまでの概要が説明され、先生や保護者とよく相談することの大切さが進学部長によって丁寧に説かれていました。

進路選択が身近にせまった３年生たちは、真剣な様子で自分の将来と向き合っていました。